手ぶらで作業!その①『ピッキング作業をカイゼンする』

RFIDタグやウェアラブル端末などを活用して「手ぶらで作業(= ウェアラブル&ハンズフリー)」を行うことで、ミスの防止や作業効率のアップなど作業現場をカイゼンする手法をご紹介します。 ■作業シーン ピッキング作業/仕分け作業 など ■問題点 ・品物の取り間違いが多い ・ダブルチェックに時間がかかる カイゼン① ウェアラブルRFIDリーダ + デジタル表示器 ■活用方法 ピッキングする品物の間口は、デジタル表示器のランプでお知らせ。 ピッキングの間口付近に、RFIDタグを設置。 ウェアラブルRFIDリーダを手に装着し、間口に手をいれてピッキングを完了すると、デジタル表示器のランプが消灯し、作業完了をお知らせします。 ■カイゼンポイント   指定の品物のピッキングが完了すると、デジタル表示器のボタンを押してランプを消すのが、通常の使用方法です。   ところが、数段に並ぶ棚にデジタル表示器が設置される場合、上下の間隔が狭いため、誤って上段又は下段のランプを消してしまうという、人的ミスが発生しています。   ウェアラブルRFIDリーダを手に装着して、ピッキングの際にRFIDタグを自然に読み込むことで、正しい間口であるかを照合。   照合がOKなら自動的にランプが消えるので、作業員は自分でランプを消す作業が不要になり、人的ミスを解消できるのです。